JAPAN / UNIVERSITATEN
Immer schlechter
40年前のドイツ紙に酷評される日本の大学

toudai

ttp://www.spiegel.de/spiegel/print/d-43375591.html
1971年発行のドイツ新聞DER SPIEGELの記事

日本の大学、悪化の一途を辿る


日本大学の学生は、講義に双眼鏡を持っていく。 

というのも教室が巨大で、一番後ろに座っている生徒はこういった道具を使ってでしか教授が黒板に書いたことを見ることができないのだ。

そしてこの状況は日本大学に限ったことではない。 

日本産業が世界最小コンピュータや世界最大の船、それに世界最速の電車を生み出している間に、日本の大学は先進国で一番廃れてしまったのだ。

このアジアの産業ワンダーランド・日本にある大学の教室は生徒で溢れており、教員の数は圧倒的に不足している状態だ。

日本の大学では教員1人辺り18人もの生徒を担当しなければならないのに対し、ドイツの教員は8人である。

国立の大学は入学志願者のたった1割しか受け入れることができない。 

あの有名な東大では例年2万人の若い日本人が席を置こうと志望するが、たった3060人しか入学を許されない。

運よく在籍を許された者も、絶望的に古びた学習指導要領に基づいて教育を受ける。 

数十年来、教育内容には伝統的手法が取り入れられてきた。 

例えば、法学部の生徒は明治時代つまり19世紀の判例を詰め込み勉強している。 

随分と前に日本の憲法はアメリカの判例法に従って変えられているのにも関わらず、である。
 
日本の大学における教育は、経済協力開発機構の報告のように「悪化の一途を辿っている」 

日本の会社の多くが独自に研究機関を設け、若手社員の教育を図っている。

1970年、日本政府は大学機関に約20億マルク(約1000億円)をつぎ込み、その予算で1600万人の学生が授業を受けた。 (ちなみにドイツは日本の約2倍の額が1967年に費やされているが、その恩恵はたった45万6千人しか受けていない)

これっぽっちの資金の割分も偏っており、殆どが国立のエリート大学へと流れていく。 

多くのトップマネージャーや官僚たちが学んだ東京大学と京都大学は、3万5千人の生徒しか抱えていないのにも関わらず国費の30パーセントを享受している。

日本には国立大学が173あるが、そこに席を置ける生徒は全体の20パーセントほどだ。 

日本人がより一層私立の大学に押し寄せるのはそのためである。現在日本には688の私立大学があり、東京だけでも192大学ある(国立は20大学である)。

こういった私立の教育機関は1億マルク(50億円)しか国から出ていない。 

この他の多くの資金は企業や教会、そして実に47パーセントは授業料でまかなわれている。 

それゆえに私立大学は長らく豪族や貴族の学校である。 

こういった私立大学は今日でも生徒から年に1000マルク(5万円)以上の学費を取っており、日本歯科大学に至っては年間10000マルク(10万円)かかる。

それでも殆どの私立大学はマンモス大学と化している。 

東京にある日本大学は8万5千人の生徒が在籍しているのだ。

それに、早稲田や学習院(天皇家の子孫が学んでいる)大学といった有名私立大学の人気は絶大で、全ての国立大学を合わせたよりも大きくなっている。 

賄賂も蔓延り、5千から5万マルク(大学の評判によって異なる)が将来の医学生のために払われ、1000マルクは未来の一般学生の値段だ。
 
一方、生徒たちはこの時代錯誤な大学制度に対峙し、空しく抵抗を続けている。 

1969年に学生たちが車道でデモをした際には、多くの会社がデモを扇動した学生の雇用契約書を紙くずにした。 

日本の経営者団体連盟・日経連すら反抗した学生を救おうとする態度を全く見せなかった。

政府に及んでは、大多数の学生を牢屋にぶち込み、法と秩序の原則に従い、警察のキャンパス進入を許し、入試や試験を中止させ、大学自体を閉鎖させたりもした。

大学システムを改定する議案は佐藤栄作(あの評判高い東大の出身)内閣からは未だに提出されていない。 

これでも日本は世界一の学力レベルを保持できる、と大蔵大臣福田赳夫は語っている。
 




記事:クニッゲ

ちょっと、翻訳の"おもちゃ" いわゆるComputer Based Translation Tool を購入したのでそれを使ってやってみました。あんまり効果は実感しませんでしたが...まぁ、これからもちょくちょく使っていこうと思います。あ、トップ絵募集しています、お願いします。


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